政策甲子園 西日本地区予選大会に出場しました!
2025年7月28日 14時39分 昨年度に続き、書類選考を通過した4チームが、2025年7月27日(日)に京都府議会旧議場で開催された「第3回全国高校生政策甲子園 西日本地区予選大会」に出場しました。
この大会は、公益社団法人日本青年会議所が主催する、高校生による政策立案コンテストです。生徒たちは地域や社会が抱える課題を自らの視点で捉え、解決策を考案し、政策として発表することで、社会参画の意識と課題解決力を高めることを目的としています。
本年度は、西日本162チームのエントリーの中から選抜された20チームが予選大会に進出し、京都府知事や京都府議会議員の方々を含む審査員の前で発表を行いました。そのうち4チームが松山南高校からの出場となり、生徒たちは堂々と政策提案を行いました。
歴史的建造物である京都府議会旧議場を舞台に、各チームは5分間のプレゼンテーションと5分間の質疑応答に臨みました。他校の発表から多くの刺激を受け、社会課題への理解を深める貴重な機会となりました。惜しくも決勝大会への進出はかないませんでしたが、探究の成果を堂々と発表した生徒たちは、今後の学びに向けて大きな自信と成長を得ることができました。
出場チームの発表内容を紹介します
◾ チーム九十九「教育現場をお助け!~AIアシスタントの次世代教育~」
教員の長時間労働や人手不足の解消を目的に、授業準備や成績管理などを支援するAIアシスタントの導入を提案。生徒一人ひとりに最適化された学習支援も可能にし、教育の質と教員の働き方改革を同時に実現する政策です。
◾ にこにこ五人組「高齢者の力を未来へつなぐ、地域密着型保育改革」
空き家を保育施設に改修し、子育て経験のある高齢者と保育志望の若者が協力して保育にあたる新たな仕組みを提案。世代間交流と地域活性化を両立させ、支え合いのある持続可能な地域社会を目指します。
◾ 選挙ジャックポット「投票に楽しさと報酬を!投票率向上政策」
投票者に宝くじ付きのQRコードを配布する新制度を提案。投票を促す動機づけとして報酬を活用し、特に若年層の政治参加を後押しします。祝日化や啓発活動も組み合わせ、投票を社会的イベントとして定着させることを目指しました。
◾ チームのちこ「#議会と私の新しい関係♡ ~キューピットはAI!?~」
議会の様子をインターネットで生配信し、有権者のコメントをAIが分析・集約して議員に届ける仕組みを提案。政治への関心を高め、国民の声が政策に反映される双方向の議会づくりを目指します。