学校活動の活用高度化に向けて
21世紀は知識基盤型社会で、グローバル化が進んでいます。生徒一人一人の「生きる力」を養うため、学校図書館での活用高度化に向けて、機能の充実に努めています。
1 「読書センター」機能の更なる発展を目指して
ア.欧米型のグループ読書会の実施
図書委員会で、欧米型のグループ読書会に取り組んでいます。
クリティカル・リーディングをはじめ、相手の立場に立って、互いを理解する、主体的にものごとを考える、自分の考えをわかりやすく伝える、新しい価値観を生み出す等、将来グローバル人材になるための資質を、読書活動を通して高めていきます。
2 「学習・情報センター」機能の更なる発展を目指して
ア 蔵書の充実
専門の司書の資格を持つ学校司書を中心に、校内の様々なニーズに対応するため、蔵書約36,000冊の構成を見直し、充実に向けて計画的に取り組んでいます。
イ 公共図書館との連携
探してる本がない場合は、他の図書館(県立図書館)など、関係機関に連絡を取って、生徒や先生方の要望に応えています。
ウ 情報活用能力を高めるワークシートの整備
エ 教育活動の支援
授業では 教科担当の先生と打ち合わせを行い、授業のテーマに応じた蔵書を集めた 特別コーナーを設置します。
ホームルーム活動では 担任の先生と打ち合わせを行い、読書会やビブリオ・バトルなどを提案し、手法や運営を支援します。
3 「いつでも開いている図書館、必ず誰かいる図書館」を実現し「心の居場所」としての学校図書館を目指して
専門の司書の資格を持つ学校司書の常駐体制の実現を図っています。 また、図書館担当教員と協力して、親しみやすく、利用しやすい図書館作りを目指しています。